ジョージ・クルーニー氏、米政権を「最も不適任な人々による統治」と批判
クルーニー氏、米政権を「悪徳政治」と批判 ベネチアで

【9月3日 AFP】米俳優ジョージ・クルーニーさんは2日、ドナルド・トランプ政権下の米国を「最も不適任な人々に統治されている国」と呼ぶ一方、米国はこの「不運な時代」を乗り越えるだろうと語った。

「カキストクラシー」と表現

クルーニーさんは、生涯功労金獅子賞を授与されるベネチア国際映画祭の開幕に先立つ記者会見で、米政権に対して「恥ずかしさ」を感じていると明かした。

クルーニーさんは、「控えめに言っても、私たち(米国民)は不運な時代に置かれていると強く思う」「カキストクラシー(悪徳政治)という素晴らしい言葉がある。最も不適格な人々に統治されている国という意味だ。私たちはまさに今、カキストクラシーに置かれていると思うが、乗り越える」と語った。

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中間選挙への期待と歴史的回顧

また、11月の米中間選挙が「チェック・アンド・バランス(抑制と均衡)」として機能する可能性があるとし、「運が良ければ(次期米大統領選がある)2028年には、ある程度正常を取り戻せるだろう」と述べた。

自らを楽観論者と呼ぶクルーニーさんは、米国の歴史における他の暗い時代を生き抜いてきたことを覚えていると語った。

「私は1968年の米国を生で知っている。当時、全米の都市が炎に包まれ、同じ年にマーティン・ルーサー・キングとボビー・ケネディ(ロバート・ケネディ)を失った」「膨大な暴力が存在し、連邦議会議事堂は戦車に囲まれていた」と振り返り、「われわれはこれまでも困難な時代を乗り越えてきた。今回も乗り越えられる」と強調した。

国防長官の投稿にも言及

さらに、ピート・ヘグセス国防長官が今週、ユースキャンプでメダルを授与する過体重のカナダ兵の容姿をやゆするようなSNSの投稿を行ったことに言及。

「良識は一体どこへ行ったのか? 私はこれらすべてを恥ずかしく思うが、私たちはこれを乗り越えていく」「そして、米国は(この試練を乗り越えた)その先で、より良い国になっているはずだ」と述べた。

クルーニーさんは、これまでも度々トランプ政権を批判してきた。(c)AFP

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