『渡辺篤史の建もの探訪』光庭中心の二世帯住宅を紹介 神奈川県座間市の大隈邸
『渡辺篤史の建もの探訪』光庭中心の二世帯住宅を紹介

俳優・渡辺篤史が案内役を務めるテレビ朝日系の人気番組『渡辺篤史の建もの探訪』(毎週土曜 前4:25)の3日放送では、神奈川県座間市の大隈邸を訪問する。「光庭でゆとり 大人の二世帯住宅」と題し、光庭を中心に設計された個性的な住まいを紹介する。

特徴的な外観と光庭から取り込む自然光

外観は、イエ型の2階部分がキャンティレバー状になった特徴的なデザイン。正面には窓を設けず、南東側に配置した光庭から自然光を取り込む。1階の外壁には杉板、2階にはガルバリウム鋼板を使用している。

ポーチを進むと正面に現れるのは、収納と書斎を兼ねた空間。光庭にもつながっており、屋内でありながら“半屋外”のような感覚を味わえる。いったん外へ出てアクセスする造りで、“離れ”のような役割も担っている。

上下階で分かれた二世帯住宅の間取り

住宅は上下階で世帯を分けた二世帯住宅。2階の子世帯は、中央に光庭を配置したダイニングキッチンが特徴で、室内には自然光がたっぷりと差し込む。南側には対面式のセミクローズキッチン、北側には寝室を配置している。

室内のデザインでは、窓やテレビ台、手摺り、造作棚などの水平ラインを揃え、端正な印象に仕上げている。光庭からの採光とともに、空間全体の統一感にも注目が集まる。

高齢者に配慮した1階の親世帯

1階の親世帯は、高齢者の使い勝手にも配慮した間取り。LDKの一角にベッドスペースを設け、その隣に専用トイレを配置している。さらに親子で共用する洗面・浴室まで床がフラットにつながり、移動のしやすさを考えた住空間となっている。

竣工は2023年12月。敷地面積は103.9平方メートル(31.4坪)、建築面積は51.9平方メートル(15.7坪)、延床面積は95.8平方メートル(29.0坪)。構造は木造在来工法で、設計は大隈佳之が担当した。