NHKがラジオ第2を廃止してまもなく半年になる。語学講座などで長く親しまれたが、多くの番組はAM(旧第1)とFMに吸収された。この再編をどう評価すべきか。ラジオ研究者で日本大学教授の茅原良平さんに聞いた。
ラジオ第2の歴史と役割
ラジオ第2の廃止は、ラジオの歴史における大きな転換点だ。第1の放送開始から6年後の1931年にスタートした第2には、「教育の機会均等」という大きな目的があった。音楽番組や子ども向けの番組を通じ、戦争中は戦意高揚に加担した過去もある。
それでも放送を通じて教育格差や貧富の差を埋め、国民の知的水準を引き上げるうえで大きな役割を果たしてきた。
再編への評価
茅原さんは「残せるものなら残してほしかったが、今回の再編に私は一定の評価をしている」と述べた。もっとも気になっていたのは、今後のラジオの在り方に関する点だという。



