トミカ初の公式ファンコミュニティ開設、12月に東京・大阪で第2弾イベント
トミカ初の公式ファンコミュニティ開設、12月にイベント

タカラトミーは5日、「トミカ」初の公式ファンコミュニティサイト「TOMICA OWNER'S CLUB」をオープンした。12月には東京・大阪で、ファン向けイベント「TOMICA OWNERS MEETING」の第2弾を開催する。大人向けシリーズを充実させてきた「トミカ」が、ファン同士の交流にも取り組みを広げている。

「TOMICA OWNERS MEETING」第2弾の概要

「TOMICA OWNERS MEETING」は、2025年に続く第2弾。東京は12月4日から6日まで、大阪は12月25日から27日まで開催する。会場では、トミカ専用のリアルジオラマや限定モデルの販売、トミカ担当者によるトークショーなど、ファンが“オーナー”として楽しめる企画を展開する。

今回、新たに設けられるのが「オーナー出展エリア」だ。トミカファンが自作したジオラマ作品や、自慢のコレクションを持ち寄って展示する。単に商品を見たり購入したりするだけでなく、ファン自身が楽しみ方を披露し、共有できる場へと広がる。

リアルジオラマや限定モデル、トークショー

会場には、自然や都会の風景を再現した「トミカ専用リアルジオラマ」を全14台設置。昨年のジオラマをリニューアルするほか、新作も登場する予定で、お気に入りのトミカを持参して撮影を楽しめる。

また、トミカ担当者によるトークショーでは、新商品の開発秘話やオーナーからの質問に答えるQ&Aコーナーを実施。東京開催最終日の12月6日には、トミカファンが選ぶ「トミカー・オブ・ザ・イヤー2026」も予定している。

イベント限定モデルと「トミカプレミアム」の現状

もちろん、ファンの楽しみである限定商品も用意される。イベント限定モデルとして「日産 スカイライン GT-R(BNR32)」(880円)が登場。さらに「トミカプレミアムRacing GR GT3(EVENT SELECTION)」(2750円)、「TOMICA REBORN マツダ ファミリア 1500XG(EVENT SELECTION)」(880円)など、イベント初登場の商品も販売する。

そもそもトミカは1970年に誕生し、現在までに国内外累計1万種以上、累計販売台数10億台を超える。長年親しまれてきたブランドだからこそ、子どものころに遊んだ世代が大人になってもファンであり続ける土壌がある。

2015年には、幼少期にトミカで遊んでいた大人に向けたブランド「tomica」をスタート。同年から展開する「トミカプレミアム」では、クルマのフォルムや細かな塗装、印刷、ホイールのデザインまで、専用金型を用いてリアリティを追求してきた。

その後も「トミカプレミアム unlimited」「トミカプレミアム Racing」「tomica+」など、大人がコレクションやディスプレイを楽しめるシリーズを拡充。特に「トミカプレミアム」は国内累計販売台数2500万台以上となり、その約60%を大人ユーザーが占めているという。

ファン同士がつながる場づくり

今回の「TOMICA OWNERS MEETING」も、こうした大人を含むファン層を意識したイベントだ。昨年に続く第2弾では、ファン自身の作品やコレクションを展示する「オーナー出展エリア」を新設。メーカーからファンへ一方的に情報を届けるだけでなく、ファン同士が楽しみ方を共有する場へと進化させる。

「TOMICA OWNER'S CLUB」は会員登録費・基本利用料は無料で、「オーナーズトーク」「トミカポスト」「トミカタイムズ」「オーナーズポイント」などを展開する。イベントとも連動し、「トミカポスト」では「オーナーのQ&Aコーナー」への質問や、「トミカー・オブ・ザ・イヤー2026」の投票を受け付ける予定だ。

子ども向けミニカーとして始まったトミカは、50年以上をかけて大人向け商品を充実させ、ファンの楽しみ方を広げてきた。今回の動きは、その先にある「商品を買う」だけではない、ファン同士がつながり、ブランドを一緒に楽しむ場づくりといえそうだ。