物価高騰などを背景に大型テーマパークの入場料値上げが続く中、比較的手ごろな料金設定の都市型の〝ミドルエンターテインメント施設〟の人気が伸びている。効果的な集客を狙って人出が多いエリアの商業ビルなどに入り、設備投資費がテーマパークほどかさまないとされる。
うんこミュージアム、横浜に7年ぶり凱旋
8月には体験型施設「うんこミュージアム」の4カ所目の常設店が横浜市内の複合商業施設で開業した。横浜は期間限定でオープンした発祥の地で、7年ぶりの凱旋となる。
人気施設の2階に位置するうんこミュージアムは、老若男女、知らない人がいない〝うんこ〟をモチーフにした体験型のエンタメ施設だ。横浜の人気複合商業施設「横浜ワールドポーターズ」2階の一角に入った横浜店には、ボタンを連打したりレバーを回したり、力を合わせて「うんこを生産・回収」するアトラクションや、横浜の街を駆け抜けながらコース上のうんこを拾い集めて得点を競うカートゲームなどが数多く並ぶ。どれも思わず笑わされてしまうコンテンツばかりだ。
「クソゲーセンター」のゲーム群に夢中
ファミコン世代の記者の心に刺さったのは「クソゲーセンター」のゲーム群だった。ドット絵のチープさや、詳しい説明がなくてもわかりやすいプレー感覚に、思わず夢中になって遊んでしまった。
運営会社「たのしいミュージアム」(東京都渋谷区)の小林将社長は、自らの強みをこう解き明かす。「大枚はたいて一日過ごすテーマパークよりは日常に近い娯楽だが、しかし街中で手軽に遊べるカラオケやゲームセンターなどと比べ、作りこんだ世界観を楽しんでもらえる」。