アジア・アジアパラ大会2026で、誹謗中傷対策に取り組む日本オリンピック委員会(JOC)に、サッカー元日本代表の柿谷曜一朗さん(36)が協力している。柿谷さんは「現役アスリートの力になれるなら」と、啓発動画に出演した。
現役時代の誹謗中傷経験
柿谷さんは現役時代、誹謗中傷を受けた経験を持つ。攻撃的なポジションにミスはつきもので、「お前、プロ辞めてしまえ」など心ない言葉にさらされたという。
99件が応援でも、1件の投稿で疑心暗鬼になり、人を遠ざける時期が長くあった。しかし、引退した時に後悔したという。「みんなが『おつかれさま』『プレーですごく楽しませてもらったよ』と言ってくれた。もっと声を聞けばよかった」と振り返り、99%の応援のありがたみに気付いた。
JOCが目指す選手保護と応援文化
JOCが目指すのは、誹謗中傷から選手を守ることと、応援の文化を広めることだ。柿谷さんは「人格を否定するコメントは絶対にダメ。現役アスリートには、応援してくれる人がたくさんいると言い続けたい」と語る。経験者だからこその言葉に力がある。



