フェンシング競技が22日に始まった愛知県常滑市の県国際展示場では、観客席脇で、国際フェンシング連盟とアジアフェンシング連合が国際社会貢献の啓発コーナーを開設している。日本代表の江村美咲選手(27)は練習着を海外へと寄付し、同連盟や受け取り先の国内協会幹部らと握手を交わした。
紛争地域への寄付活動
同連盟は、紛争などで練習環境に恵まれない国への寄付活動を行っており、剣など寄付された道具は、連盟の検査を受けた後、レバノンやシリア、イランなど7か国へ贈られる。江村選手は「わずかな協力だが、一人ひとりの積み重ねで、良い練習をしてくれれば」と話し、激励のメッセージを寄せた。元日本代表の鈴村健太さん(岐阜県出身)は剣を持参した。
折れた剣の再生プロジェクト
コーナーでは、東京五輪後に金メダリストの見延和靖選手が始めた、折れた剣を包丁やメダル、タグプレート(手荷物札)などに再生するプロジェクトも紹介され、観客や海外選手、役員らが見学していた。



