京都・嵐山の竹林ライトアップ、エリア2倍に拡大し11月8日まで開催
嵐山の竹林ライトアップ、エリア2倍に拡大し11月8日まで

昨年復活したライトアップイベント「嵐山月灯路」が、京都市右京区の嵐山で開かれている。今年はエリアを昨年の約2倍となる約6600平方メートルに拡大し、11月8日まで実施される。

約1万個の竹灯籠が竹林を彩る

9月27日、会場となる野宮神社近くの竹林の小径内でオープニングセレモニーが行われ、地域住民や関係者ら約40人が集まった。松井孝治・京都市長があいさつし、テープカット後に光がともされると、竹林内は柔らかい光で彩られた。

一帯には、穴を開けて模様をデザインしたり、斜めに切ったりした竹の灯籠や、球形の「竹鞠」など計約1万個が設置されている。

収益金は地域課題の解決に活用

イベントは、嵐山保勝会や嵯峨自治会連合会などが実行委員会となって企画。有料エリアを設けることで、オーバーツーリズム(観光公害)が進む地域への還元を目指す取り組みだ。

実行委によると、昨年は10月に1か月開催し、約6万3000人が訪れた。外国人だけでなく、日本人の観光客も多かったという。開催前の3日間は住民を無料招待したことも好評で、収益金は劣化した「竹林の小径」の竹穂垣の修繕や地域のイベント開催費用などに充てられた。

今年の目標はコミュニティバス購入

嵐山保勝会の会長で実行委の牧野順二委員長(76)は「ゴミ問題や竹林の維持管理などの地域課題の解決に取り組む住民主体の新たな観光モデルとして盛りあげていきたい」と話す。今年の収益金は、地域住民のために運行を検討するコミュニティバスの購入費用にあてるのが目標だという。

期間中、毎日午後6時から9時まで開催(最終入場は30分前まで)。一部有料エリアはオンラインで日時指定券を2000円で、現地(毎日午後5時50分から)では一般当日券1500円で販売する。売り切れる場合があり、12歳以下は無料。詳細は公式サイトから。