クマ被害対策、東北企業の27.8%が実施 全国平均は7.8%に留まる
クマ対策企業、東北27.8% 全国平均7.8% 地域差顕著

クマ被害対策の実施率、東北地方が突出して高い

東京商工リサーチは3月2日、全国の企業を対象に実施したクマ被害対策に関するアンケート結果を公表しました。それによると、何らかの対策を講じた企業の割合は全国平均で7.8%に留まりましたが、地域によって大きな差があることが明らかになりました。

東北地方の対策実施率が27.8%で最多

特に注目すべきは、東北地方の結果です。2025年にクマの出没が相次いだ同地域では、27.8%の企業が対策を実施しており、これは全国平均の約3.5倍に相当します。この数字は、他の地域と比べて東北の企業がクマ被害に対して強い危機感を抱いていることを示しています。

東北の中でも、秋田県の中小企業からは「ドローンによる検知飛行を実施した」という具体的な回答がありました。回答企業は娯楽業に分類されており、新たな技術を活用した対策の一例として注目されます。

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地域別の実施率に大きな開き

東北に次いで対策実施率が高かったのは、北陸地方の19.7%北海道の18.0%でした。一方、西日本では対策を迫られた企業が少なく、九州地方は0.8%四国地方では対策を実施した企業は1社もありませんでした。この結果は、クマ被害が東日本を中心に深刻化している現状を反映しています。

対策内容は従業員への周知・啓発が中心

対策を実施したと回答した企業に対して、具体的な内容を複数回答で尋ねたところ、「従業員に周知・啓発した」を挙げた企業が80%を超えました。これは、多くの企業がまずは社内での情報共有や注意喚起から対策を始めていることを示しています。

今回の調査は、全国各地でクマ被害が多発したことを受けて実施されました。企業の対応には地域差が顕著に表れており、今後の被害防止に向けては、地域特性に応じた対策の必要性が浮き彫りになりました。

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