愛知・豊橋の大清水駅前に恐竜出現!子どもたちを励ますユニークな取り組み
愛知・豊橋の大清水駅前に恐竜出現!子どもたちを励ます取り組み

愛知県豊橋市大清水町の豊橋鉄道渥美線・大清水駅前で、通学時間帯に市民有志が恐竜ティラノサウルスに扮し、行き交う児童や生徒にエールを送るユニークな活動が行われている。2026年4月下旬に始まったこの取り組みは、学校へ向かう子どもたちの笑顔を増やしている。

恐竜たちが駅前に登場

5月12日の朝、駅前に現れた5体のティラノサウルスが「おはよう」「ガオ~」と声をかけ、手には「今日も笑顔で」「がんばれ~!」「いってらっしゃい」と書かれた手作りのうちわを持っていた。近くの大清水小学校に集団登校する児童たちは「いっぱい恐竜がいるよ」と笑顔を見せ、駅を利用する豊橋南高校の生徒たちもスマートフォンで写真を撮ったり、ハイタッチを交わしたりしていた。

地域貢献への思いからスタート

発案者は市内に住む渡辺京子さん(73)。「何か地域の役に立ちたい」と考えていた渡辺さんは、化石が多く出土する福井県などで恐竜の着ぐるみがイベントや観光客の出迎えに使われていることにヒントを得て、知人に協力を依頼。自治会や周辺店舗の了解を得て実現した。

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通学途中の子どもたちを励ます背景には、駅近くに住む藤村元司さん(91)の思いもある。元教員で不登校の支援に携わった藤村さんは「みんなの顔を明るくできる。学校で共通の話題ができれば、『行きたくない』という気持ちも薄れるかもしれない」と意義を語り、恐竜たちと並んで声をかけている。

新年度のストレス軽減に一役

新年度を迎えてしばらく経ち、子どもたちが学校に行きづらさを感じやすい時期。毎回ティラノサウルスになりきってエールを送る渡辺さんは「恐竜の気持ちになって接すると、下を向いていた子も笑顔になってくれる。若い人たちに『かわいい』と言ってもらえるのも嬉しい」と手応えを語る。

活動は週1回程度で、次回は5月18日を予定。渡辺さんは「ずっと続けていきたい」と意気込むが、暑い時期の熱中症リスクを考慮し、6月以降はしばらく「冬眠」ならぬ「夏眠」に入り、秋以降に再開する計画だ。

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