高松市中心部で若手ミュージシャン125組が熱演 街全体が音楽で沸き立つ
高松市中心部のライブハウスや広場など7会場で3月21日と22日の両日、若手ミュージシャンらによる大規模なライブイベント「サヌキロックコロシアム2026」が盛大に開催されました。このイベントは、アーティストとファンが一体となって熱狂的な盛り上がりを見せ、市内のあちこちで音楽が響き渡る光景が広がりました。
イベント会社とFM局が共催 街全体を巡る音楽の祭典
イベントは、高知市に本社を置くイベント会社「デューク」と高松市のFM香川が共同で主催しました。最大の特徴は、観客が1日券または2日通し券を購入することで、複数のライブ会場を自由に行き来できる点にあります。これにより、参加者は街全体を舞台にした音楽の祭典を存分に楽しむことができました。
今年の出演者は、ヒット曲「香水」で知られる瑛人をはじめ、香川県を拠点に活動するロックバンド「古墳シスターズ」や「マタノシタシティー」など、125組にのぼりました。多様なジャンルのアーティストが集結し、各会場で個性豊かなパフォーマンスを披露しました。
商店街や地下広場でも無料開放 ファンが新たな才能を発掘
特に、高松琴平電気鉄道瓦町駅(常磐町)近くの商店街に設けられた特設ステージと、駅前の地下広場の2会場では、チケットを持っていなくても無料で開放されました。ここでは、多くのファンがお気に入りのバンドの迫力ある演奏に聴き入り、体を揺らしながら楽しむ姿が見られました。また、メンバーによる軽快なトークも会場を和ませ、一体感を生み出していました。
三重県松阪市から訪れた37歳の公務員男性は、「お目当てのバンドだけでなく、新しい才能を発掘できるのが楽しみです。次は誰を聴きにいこうかと迷うほど、充実したラインナップでした」と語り、イベントの魅力を強調しました。このように、参加者は既存の好きなアーティストに加え、未知の音楽との出会いも楽しむことができたのです。
地域活性化にも貢献 音楽を通じた賑わい創出
「サヌキロックコロシアム2026」は、単なるライブイベントにとどまらず、地域活性化にも大きく貢献しました。商店街や広場を会場にすることで、地元経済への波及効果が期待され、観光客の誘致にもつながっています。音楽が街を包み込むこの祭典は、高松市の文化シーンを豊かにし、市民や訪れた人々に忘れられない体験を提供しました。
今後も、このような大規模な音楽イベントが継続的に開催されることで、香川県の芸術文化の発展と地域コミュニティの強化がさらに進むことが期待されています。街全体が一体となって盛り上がる「サヌキロックコロシアム」は、高松の新たな名物として定着しつつあります。



