ビューティカダンHD、生花葬祭で半世紀の歴史 営業拠点は関西・首都圏・東北まで拡大
ビューティカダンHD、生花葬祭で半世紀 拠点は関西・首都圏・東北へ (28.02.2026)

熊本市に本社を置くビューティカダンホールディングスは、葬儀場の祭壇を鮮やかな花々で彩る「生花葬祭」を先駆的に広めた企業として、半世紀にわたる歴史を誇っています。生花販売などを主力事業とする同社は、生花業界では初めての上場企業であり、2020年から社長を務める舛田正一氏(56歳)は、「故人を精いっぱい送り出したいという思いのお手伝いをしたい」と語り、事業への熱意を示しています。

創業から上場までの歩み

現会長の三島美佐夫氏(76歳)が1974年に熊本市で生花販売の個人商店「ビューティ花壇」を創業したことが始まりです。三島氏の実家が葬儀会社だったこともあり、祭壇に生花を飾る事業に商機を見いだしました。当時としては珍しい取り組みだったため、葬儀業界で知名度が急速に高まり、依頼が相次ぎました。

上場と事業拡大の軌跡

2006年には東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に上場を果たし、2016年には東証2部(現スタンダード市場)に移行しました。舛田社長は、「上場企業であることが従業員の安心感につながっている」と述べ、企業としての信頼性の重要性を強調しています。営業拠点も着実に拡大を続け、現在では関西や首都圏、東北まで広がっており、全国的な事業基盤を築いています。

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多様化する葬儀ニーズへの対応

一方で、時代の流れとともに葬儀も多様化しており、特にコロナ禍以降は規模が縮小傾向にあるといいます。これに伴い、ニーズに合わせたサービスの開発が課題となっていますが、舛田社長は「M&A(企業の合併・買収)なども活用して事業拡大を進めたい」と語り、さらなる成長を見据えています。同社は、変化する市場環境に対応しながら、生花葬祭の魅力を広める取り組みを続けています。

企業概要と今後の展望

ビューティカダンホールディングスは、東証スタンダード市場に上場しており、2024年には持ち株会社化を実施しました。従業員数は221人、売上高は2025年6月期で76億円に達しています。半世紀にわたる実績を礎に、今後も葬儀業界における生花の役割を深化させ、地域社会に貢献することを目指しています。

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