熊本市のプレミアム商品券で混乱、長蛇の列や不公平感に市長が陳謝
熊本市のプレミアム商品券で混乱、市長が陳謝

熊本市のプレミアム商品券事業で混乱、市長が陳謝し改善を約束

物価高騰対策として熊本市が発行を支援するプレミアム付き商品券事業において、市民から苦情が相次ぎ、大西一史市長は2026年2月24日、「混乱を生じさせ、おわび申し上げる」と陳謝しました。この事業は、過去最大となる40%のプレミアムを付けた商品券の発行を支援するもので、市は事業費として15億円を計上し、102団体が申請しています。

先着順販売で長蛇の列が発生、購入できない人が続出

これまでに15団体が販売や抽選を開始しましたが、先着順で販売した際には早朝から長蛇の列ができるなど、大きな混乱が生じました。その結果、多くの市民が購入できない事態に陥り、市や専用コールセンターには苦情や意見が殺到しています。

具体的には、「長時間並んだのに買えなかった」「公平に行き渡るよう、抽選で買えるようにするべきだ」「市外の人が買えるのは不公平」といった声が挙がり、2月23日時点で200件以上の苦情が寄せられたと報告されています。これらの問題は、販売対象が市民だけでなく、市内への通勤・通学者も含まれていることから、公平性への懸念をさらに高めています。

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市長が反省と改善策を表明、事業者への要請を強化

24日に報道陣の取材に応じた大西市長は、混乱を招いたことについて「判断が甘く、反省している。事業者には改善をお願いしたい」と述べ、今後の対応策を示しました。市は、事業者に対して販売方法の見直しを強く要請し、可能な限り抽選方式への変更を促す方針です。

また、販売対象に関しては、市内在住者への優先販売を事業者に要請することを明らかにしました。これにより、市外からの購入者による不公平感を軽減し、より多くの市民が恩恵を受けられるように配慮する考えです。

このプレミアム付き商品券事業は、物価高騰の影響を緩和するための重要な施策として位置づけられていますが、今回の混乱は実施方法の課題を浮き彫りにしました。市は、今後の事業展開において、市民の声を反映した改善を図り、公平かつ円滑な運営を目指すとしています。

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