世界遺産を望むサウナ施設が三重・熊野市に5月オープンへ
三重県熊野市大泊町のホテルなみに、来月末をめどにサウナ施設「Re:MABURICA」がオープンします。眼前には世界遺産「鬼ケ城」の岩場や熊野灘が広がり、非日常的な環境で心身のリラックスを提供する新たな観光スポットとして期待が高まっています。
絶景を楽しむ「整い場」と充実の設備
サウナは景色を望める前面がガラス張りの個室で、体を伸ばして座面にもたれかかれる形状を採用しています。汗を流せるシャワールームと、サウナと併用することで健康効果が期待できる水風呂も備えており、利用者の快適さを追求しました。
目玉は、絶景に囲まれたデッキで外気浴ができる「整い場」です。日中は鬼ケ城と熊野灘が織りなす自然の美を感じ、一帯に静寂が訪れる夜は満天の星を観測できます。悪天候でも楽しめるよう、屋内にも広々とした整い場を用意しており、天候を問わず利用可能です。
施設名に込められた熊野の歴史と自然
施設名の「リマブリカ」は、熊野が古くから心身の更新を願う「よみがえりの地」と称されていることと、鬼ケ城の沖合約1.5キロに浮かぶ無人島「魔見ケ島」の愛称「マブリカ」を掛け合わせて名付けられました。この名前には、熊野の豊かな自然と歴史的な背景を融合させ、訪れる人々に癒しと再生を提供したいという思いが込められています。
利用方法と料金設定の詳細
昨夏に建設を開始し、現在は完工に向け大詰めを迎えています。サウナに入った後に食堂で提供する飲食物のメニューや、宿泊者の割引など料金設定を調整中です。現段階では、宿泊客以外も利用できる定員5人の2時間貸切制で、水着の持参・着用を必須とし、男女が一緒に入れる想定で進めています。
サウナの前や後には、日帰り客も別料金で利用できる大浴場の入浴も歓迎しています。ホテルの担当者は「体を伸ばしてリラックスした状態で、景色を見ながらゆっくりしてもらいたい」とPRしており、観光客や地元住民からの関心を集めています。
熊野市の観光振興への期待
このサウナ施設のオープンは、熊野市の観光産業に新たな風を吹き込む可能性を秘めています。世界遺産を背景にしたユニークな体験は、地域の魅力を高め、訪れる人々に長く記憶に残る時間を提供することでしょう。今後も、自然と調和した施設として、持続可能な観光開発のモデルケースとなることが期待されます。



