全国高校生の陶芸競演「やきもの甲子園」作品展が岐阜・多治見市で開催中
岐阜県多治見市東町の市美濃焼ミュージアムにおいて、全国の高校生らが陶芸の技を競い合う「全国やきもの甲子園」の入賞・入選作品展が現在開催されています。この展示会は、陶磁器を地場産業とする同市が2021年度から実施しているコンテストの成果を披露するもので、会期は4月12日までとなっています。
多彩な作品が集結、個人と団体部門で熱い戦い
今回のコンテストでは、個人部門に158作品、団体部門に27作品が集まり、その中から選ばれた入賞・入選作品計44点が展示されています。多治見市は美濃焼の産地として知られ、若い世代の創造性を育む取り組みとして注目を集めています。
個人部門最優秀賞は沖縄の高校生による青の壺「刻潜」
個人部門で最優秀賞に輝いたのは、沖縄県立浦添工業高校2年の嘉数姫泉さんの作品「刻潜」です。高さ約80センチの壺で、透明感と深みを併せ持つ青の色合いが印象的です。審査では、「海を切り取った水の塊がそこに存在するような迫力」が高く評価されました。この作品は、若き陶芸家の技術と感性が光る逸品となっています。
団体部門金賞は愛媛の高校生デザイン「胸中のかたち」
団体部門で金賞を受賞したのは、愛媛県立松山南高校砥部分校デザイン科1年の渡部咲来さんと渡辺桃さんの作品「胸中のかたち」です。優れたデザイン性と高い完成度が認められ、チームワークを活かした創造性が評価されました。この作品は、高校生たちの協力と努力の結晶を象徴しています。
展示会の詳細情報
多治見市美濃焼ミュージアムの観覧料は、大人320円、大学生210円、高校生以下は無料です。休館日は月曜日となっており、詳細な問い合わせは同ミュージアム(電話:0572-23-1191)までお願いします。この展示会は、地域の伝統産業を支える若い才能に触れる貴重な機会を提供しています。



