茨城・日立市で「ひたち漁師塾」2期生を募集 6か月間の実地研修を無料で提供
茨城県日立市において、漁業の魅力を伝え後継者育成を目指す「ひたち漁師塾」の2期生募集が開始されました。この取り組みは、日立市内の3つの漁業協同組合と加工組合で構成される日立市水産振興協議会が主催するものです。
漁師の仕事を体験できる貴重な機会
「そうだ 日立で漁師になろう」というキャッチフレーズのもと、市内で漁師を目指す意欲のある人を対象にしています。申込期間は7月末までとなっており、選考によって2名の塾生が決定されます。
昨年度にスタートした初年度では、東京都で不動産関係の仕事に従事していた58歳の男性が4か月間にわたり漁船に乗り込み、漁業の実際を学びました。この男性は今後も仕事を続けながら、指導を受けた漁師の手伝いをする意向を示しています。
6か月間の充実した研修内容
2期生となる今回の研修では、漁師の直接指導のもとで6か月間、日立市内で行われている以下の漁法を実地で学びます。
- 定置網漁
- 船引き網漁
- 底引き網漁
具体的な研修内容としては、漁船への乗船、水揚げ作業、漁網の修繕などが含まれます。漁業の現場を体感しながら、実践的な技術と知識を習得できるプログラムとなっています。
経済的負担を軽減する支援体制
この研修の大きな特徴は、参加者への手厚い支援体制にあります。研修費用は完全無料で、市が運営費を補助しています。さらに、就労支援金として月額10万円が支給されるため、経済的負担を抑えながら漁業を学ぶことが可能です。
日立市水産振興協議会は、地域の水産業の活性化と後継者育成を目的にこの事業を推進しています。漁業に興味がある方にとっては、職業としての漁師を具体的に体験できる貴重な機会と言えるでしょう。
問い合わせは日立市水産振興協議会事務局(電話:0294-52-2066)まで受け付けています。漁業という伝統的な産業に新たな風を吹き込むこの取り組みに、多くの関心が寄せられています。



