岐阜・名鉄岐阜駅隣接の旧イクト、食品スーパー誘致し再開業へ
岐阜・旧イクト再開業、食品スーパー誘致へ

名古屋鉄道は15日、名鉄岐阜駅に隣接する旧商業施設「ECT(イクト)」を改修し、再び商業施設として開業することを正式に発表した。高崎裕樹社長は2026年3月期連結決算の会見で「できるだけ早くリニューアルしたい」と述べ、早期の再開を目指す意向を示した。ただし、具体的な開業時期については明らかにしなかった。

旧イクトのリニューアル計画

会見では、2024年9月に閉館した旧イクトの建物を改修し、新たなテナントを入れる方針が示された。高崎社長はその狙いについて「利便性維持や街のにぎわいの継続の観点から、既存資産を効果的に活用した商業施設のリスタートが必要だった」と説明。特に近隣住民から要望の多い食品スーパーの誘致を挙げ、「生活者にとって利便性の高い店舗を集めていく」と語った。

駅周辺の再開発との連携

名鉄は中期経営計画で、名鉄岐阜駅周辺において商業施設や住宅などの複合的な再開発を掲げてきた。高崎社長は「利便性の高い商業施設を中核に据え、駅周辺の資産活用をよく考えたい」と述べ、開発の検討を続ける意欲を示した。一方で、時期については「少し時間を要する」とし、慎重に進める姿勢を見せた。

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また、高崎社長は名鉄名古屋駅とともに、岐阜など沿線中核駅の再開発の意義を強調。「沿線や地域全体の価値を上げていく点で、(重要なのは)名鉄名古屋駅だけではない」と述べ、岐阜駅の重要性を改めて訴えた。

まちづくりとの整合性

名鉄岐阜駅を取り巻くまちづくりでは、名鉄名古屋本線の鉄道高架化事業に加え、県などが次世代型路面電車(LRT)を、市などは新たな公共交通施策「トランジットモール」を検討している。高崎社長はこれらとの整合性を踏まえて再開発計画の検討を進める姿勢を示した。その上で、県や市の構想が具体化した場合には「交通結節点として、(再開発計画と)どう結び付けていくのかを考えなければいけない」と強調した。

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