那覇市で5日、豊漁や航海の安全を祈願する伝統行事「那覇ハーリー」の目玉である「本バーリー」が開催された。大雨が降りしきる中、竜の飾りを施した「爬竜船」に乗った市内3地区のチームが、鐘の音やかけ声に合わせて息を整え、力強く水しぶきを上げながら競漕を繰り広げた。沿道からは拍手が送られた。
梅雨入り直後の競漕
沖縄地方は4日に梅雨入りしたばかり。長さ約14.5メートルの船3隻には、伝統衣装をまとったこぎ手や旗持ちなど各42人が乗り込み、一丸となって600メートルをこぎ抜けた。雨の中でも熱気あふれるレースが展開された。
約600年の歴史
那覇ハーリーは約600年前に中国から伝わったとされる。一時は中断されたが、1972年の本土復帰を記念して1975年に復活した。市民に長年親しまれてきた行事である。
今回で最後の開催
市民が慣れ親しんできた那覇港新港ふ頭での開催は、今回が最後となる。今後は別の場所での継続が検討されている。



