愛知県が中部国際空港島IR事業者募集開始 実現可能性と経済効果を探る
愛知県が中部国際空港島IR事業者募集開始 (26.02.2026)

愛知県が中部国際空港島でのIR事業者募集を開始 実現可能性を探る

愛知県は、中部国際空港島(愛知県常滑市)での統合型リゾート(IR)事業の実現可能性を探るため、2月25日から事業者からの意見募集を開始しました。この取り組みは、カジノを含むIR施設の誘致を検討する中で、具体的な事業計画の可能性を把握する重要なステップとなります。

事業者からの意見募集で関心度と参入意向を調査

県は、事業者からの意見募集を通じて、IR事業への関心の度合いや参入意向を詳細に把握することを目指しています。これにより、今後の誘致判断に必要な材料を収集します。募集期間は3月19日まで設定されており、整備・運営主体となる意向を持つ事業者からの積極的な意見提出が期待されています。

意見募集では、事業の実現可能性に加えて、経済・観光の活性化効果や若年層の東京圏への人口流出抑制など、地域への波及効果に関する見解も求められます。愛知県はこれらの意見を基に、IR事業が地域にもたらすメリットを総合的に評価する方針です。

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整備実施方針案を公表 具体的な計画内容を明示

同時に、愛知県は整備実施方針案を公表しました。これによると、予定区域は中部国際空港島内の約50ヘクタールで、県はこの土地を貸し付けるか売却することを検討しています。事業期間は35年と設定され、2026年秋から2027年春にかけて事業者を選定する計画です。

方針案では、カジノの床面積をIR全体の3%に制限することを明記しています。また、IRを構成する県国際展示場の運営事業者への売却も盛り込まれており、多角的な事業展開を視野に入れています。県はこの方針案に対する一般からの意見も募集しており、幅広い視点からのフィードバックを求めています。

IR実施法に基づく全国的な動向と愛知県の位置付け

IR実施法は、認定区域を最大3か所と規定しています。過去には2021年から2022年にかけて整備計画が募集され、大阪府・市と長崎県が申請しました。その結果、大阪市の夢洲(此花区)が認定された一方、長崎県は資金調達の根拠が不十分として選ばれませんでした。

観光庁は、残る2か所の認定区域について、来年5月から11月にかけて申請を受け付ける方針を示しています。愛知県はこの機会を捉え、中部国際空港島でのIR事業実現に向けて積極的に動き出しています。全国的な競争の中で、愛知県がどのような戦略を展開するかが注目されます。

愛知県の今回の取り組みは、地域経済の活性化や観光振興に加え、若年層の定着促進など、多様な課題解決への糸口として期待されています。事業者からの意見募集結果を踏まえ、今後の具体的な計画策定が進められる見込みです。

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