三重県が中東情勢の影響を受ける農林漁業者向けに相談窓口を緊急設置
中東地域の情勢が緊迫化していることを受け、三重県は2026年3月24日、県内の農林漁業者を対象とした専門の相談窓口を設置しました。この措置は、国際情勢の変化が地域産業に与える影響を最小限に抑え、事業者の経営安定を図ることを目的としています。
各産業ごとに専門窓口を設置
相談窓口は産業別に細分化されており、農業従事者には担い手支援課、林業関係者には森林・林業経営課、漁業者には水産振興課(2026年4月以降は漁政課に移行)がそれぞれ対応します。これにより、各分野の専門知識を活かしたきめ細かなサポートが可能となります。
窓口の対応時間は平日の午前8時30分から午後5時15分までで、主に以下のような相談を受け付けます:
- 経営安定に関する課題
- 資金繰りや財務計画の見直し
- 中東情勢に伴うサプライチェーンへの影響
- その他事業継続に関わる諸問題
中小企業向けの支援体制も強化
三重県は、農林漁業者に加えて、中小企業や小規模事業者向けの相談窓口も2026年3月23日から開設しています。これにより、県内の幅広い経済主体が国際情勢の変動に適切に対応できる環境を整備しています。
県の担当者は「中東情勢の緊迫化は、輸入資材の価格変動や輸出市場の不安定化など、県内産業に様々な影響を及ぼす可能性があります。早期の相談を通じて、事業者の皆様が直面する課題を迅速に把握し、必要な支援を提供したい」と述べています。
この取り組みは、地域経済のレジリエンス(回復力)を高め、国際的な地政学リスクに備えるための重要な一歩と位置付けられています。県は今後も情勢の推移を注視し、必要に応じて支援策を拡充していく方針です。



