三重県知事が台湾訪問を終え「100点満点の成果」と強調
台湾を公式訪問していた三重県の一見勝之知事は、最終日の3月18日に台北市で記者会見を開催し、今回の訪問成果について詳細な報告を行いました。知事は「台湾企業や旅行社の方々に対して、三重県の魅力をしっかりとプレゼンテーションすることができました。多くの方々が三重県に興味を持ってくださり、今後、具体的な取引が成立すると確信しています」と述べ、訪問の成果を強くアピールしました。
企業交流会では具体的な反応も
三重県によりますと、訪問中に現地で開催された半導体セミナーや企業交流会には、台湾の企業関係者や大学関係者などが多数参加しました。県内に半導体関連企業が集積していることなどを紹介したところ、セミナーに参加できなかった企業からも「県内企業にアプローチしたいので、企業リストを提供してほしい」といった具体的な要望が寄せられたということです。
一見知事は記者会見で「台湾との交流をさらに深めるべきだと考えており、県の担当部署に強く指示を出しています。これまであまり知られていなかった三重県を効果的にPRできたことは大きな成果です。100点満点の成果を上げることができたと自負しています」と語り、訪問の意義を強調しました。
高雄市では防災施設を視察
訪問中には高雄市においても、防災関係施設の視察が実施されました。視察では、わずか2人で設置可能な避難所用テントや、トラックで移動できるキッチンセットなど、先進的な防災設備が紹介されました。一見知事は県内の避難所環境改善に力を入れており、会見では「三重県内でも同様の設備が必要だと感じました。台湾の取り組みを参考にさせていただきたいと思います」と述べ、今後の防災政策への反映を示唆しました。
今回の台湾訪問は、経済交流の促進と防災技術の吸収という二つの大きな目的を持って実施されました。知事は「企業間の取引成立だけでなく、防災面での協力関係構築にも期待しています」と語り、今後の具体的な展開に意欲を見せています。三重県と台湾との関係強化が、新たなビジネスチャンスや防災対策の向上につながることが期待されます。



