群馬県富岡市上黒岩の「富岡しゃくやく園」(矢野隆一代表)で、大輪のシャクヤクの花が見頃を迎えている。1993年に開園し、毎年多くの来園者を楽しませてきたが、34年目の今季をもって閉園することとなり、別れを惜しむ人々で賑わっている。
50種5000株が咲き誇る
同園は小高い丘にある約5000平方メートルの敷地に、50種類、5000株のシャクヤクが植えられている。矢野代表と地元農家の計5軒で管理し、毎年この時期に開園してきたが、高齢化や後継者不足により継続を断念した。今後は切り花としての出荷を検討しているという。
矢野さんの妻、芳江さんによると、今年は例年より開花が早く、現在がピーク。赤や白、ピンクの花が咲き誇り、来園者は園内を散策しながらカメラに収めるなどしている。花は20日ごろまで楽しめる見込み。
「この景色を胸に焼き付けて」
芳江さんは「まさに今が見頃。この景色を胸に焼き付けてほしい。これまでの感謝を込めてお待ちしています」と話している。開園時間は午前10時から午後6時まで。入園料は500円(中学生以下無料)。問い合わせは矢野さん(電話0274-63-0772)へ。



