三重県の信号ない横断歩道、車の一時停止率が67.4%に改善 県警は85%以上を目指す
三重県の信号ない横断歩道、車の一時停止率67.4%に改善

三重県内の信号機のない横断歩道で車の一時停止率が67.4%に改善

三重県警察の調査によると、信号機が設置されていない横断歩道において、歩行者のために一時停止する車両の割合「一時停止率」が昨年、県内全体で67.4%に達したことが明らかになりました。この数値は前年の63.4%から4ポイントの改善を示しており、交通安全への意識向上がうかがえます。県警は今年中に85%以上の停止率を達成することを目標として、さらなる対策を急いでいます。

調査方法と交通事故の減少傾向

調査は昨年11月4日から28日にかけて、三重県内の全18警察署の管轄区域で実施されました。警察官が歩行者役となり、各横断歩道を合計50回横断し、その間に通過した車両のうち一時停止した割合を算出しました。この方法により、実際の交通状況に即したデータが収集されています。

県警がまとめた暫定版のデータによれば、横断歩道上で歩行者が巻き込まれた交通事故は昨年、88件発生しました。これは前年の102件から14件減少しており、死者は出なかったことも報告されています。一時停止率の向上が事故防止に一定の効果をもたらしている可能性が示唆されます。

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停止率改善の要因と県警の取り組み

一時停止率が改善した主な要因として、県警は取り締まりの徹底を挙げています。パトロール活動を強化した結果、横断歩行者妨害の摘発件数は昨年、6,359件に上り、前年の5,100件を大幅に上回りました。この積極的な取り組みが、運転者への抑止力として働いていると考えられます。

さらに、運転者が横断歩道や停止線をより明確に認識できるよう、県警は近年、横断歩道の塗り直しを強化しています。視認性の向上が、一時停止行動を促す一助となっているようです。

県警幹部のコメントと今後の方針

交通企画課の木本高範次長は、今回の調査結果について次のように述べています。「一時停止は事故の防止に直結する重要な行動です。横断歩道での歩行者優先は単なるマナーではなく、道路交通法で定められたルールです。今後も取り締まりを一層強化し、安全な交通環境の実現に努めます。」

県警は、一時停止率85%以上の目標達成に向けて、以下のような対策を継続・拡大していく方針です。

  • パトロールと取り締まりのさらなる強化
  • 横断歩道の塗装更新などインフラ整備の推進
  • 運転者への啓発活動の実施

三重県内では、信号機のない横断歩道での交通安全が着実に進展しており、今後の動向が注目されます。県民の協力と県警の取り組みが相まって、より一層の事故防止が期待されています。

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