社会保障国民会議の有識者会議が24日に初会合を開催へ
全世代型社会保障を担当する城内成長戦略相は、19日の記者会見において、超党派の「社会保障国民会議」の下に設置する有識者会議の初会合を、24日に開催すると正式に発表しました。この有識者会議は、社会保障制度の抜本的な見直しを目的として設置され、特に所得税減税と給付を組み合わせる「給付付き税額控除」などの新たな施策の導入に向けて、具体的な論点整理を行う重要な役割を担っています。
給付付き税額控除を中心に論点整理を進める
有識者会議では、給付付き税額控除の導入を中心に、社会保障制度の改革に関する多角的な議論が展開される見込みです。給付付き税額控除は、低所得者層への支援を強化しつつ、税制を通じた再分配機能を高めることを目指す施策であり、現在の社会保障システムの課題を解決するための有力な選択肢として注目されています。会議では、この制度の具体的な設計や実施方法、他の政策との整合性など、詳細な論点が整理される予定です。
清家篤・元慶応義塾長が座長に就任
有識者会議の座長には、清家篤・元慶応義塾長が就任することが決定しています。清家氏は、社会保障や経済政策に関する豊富な知見を有しており、会議の円滑な進行と深い議論の促進が期待されています。城内成長戦略相は、記者会見で「清家氏のリーダーシップの下、国民の声を反映した実効性のある提言をまとめていきたい」と述べ、会議への期待感を示しました。
全世代型社会保障の実現に向けた第一歩
この有識者会議の開催は、全世代型社会保障の実現に向けた具体的な第一歩として位置づけられています。城内成長戦略相は、「少子高齢化や経済格差の拡大といった社会課題に対応するため、持続可能な社会保障制度の構築が急務である」と強調し、会議での議論を通じて、将来の政策立案に役立つ提言が得られることを期待しています。初会合では、今後のスケジュールや議論の進め方についても協議される見通しです。



