日光山輪王寺で伝統の「強飯式」 責め口上「残さず頂戴しろ」で厳かな儀式
日光山輪王寺で強飯式 責め口上「残さず頂戴しろ」

日光山輪王寺で伝統の「強飯式」 責め口上とともに山盛りご飯を授ける厳かな儀式

栃木県日光市山内の日光山輪王寺において、2日に伝統行事「強飯(ごうはん)式」が執り行われました。この儀式は「日光責(ぜめ)」として全国的に知られる珍しい行事で、山伏らがほら貝の音とともに厳かに入場し、歴史ある伝統を今に伝えています。

責め口上「残さず頂戴しろ」で頂戴人がご飯を頭上に掲げる

儀式では、護摩供用などの神事の後、3升(約4.5キロ)もの山盛りのご飯が「頂戴人(ちょうだいにん)」に渡されました。頂戴人は企業経営者らが務め、ひれ伏してご飯を頭上に掲げる姿が印象的でした。山伏からは「残さず頂戴しろ」という責め口上が発せられ、厳粛な雰囲気の中、参加者は伝統の重みを体感しました。

さらに、山菜などの名物料理を載せた菜膳も授かり、儀式は無事に終了しました。この行事は、奈良時代に山伏が修行場から持ち帰った供え物を分け与えたことが起源とされており、江戸時代には大名が頂戴人を務めるなど、長い歴史を誇ります。

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見学者も福を授かる伝統行事に感動の声

強飯式は見学者にも福を授かるとされ、多くの人々が参列しました。日光市内から訪れた星野のり子さん(77)と斉藤きく江さん(81)は、「厳かな式で興味深かった。伝統を感じられて良い体験になった」と語り、歴史ある儀式に感動を覚えていました。

この行事は、地域の文化遺産として大切に継承されており、毎年多くの人々を魅了しています。日光山輪王寺の荘厳な雰囲気とともに、伝統の息吹を感じさせる貴重な機会となっています。

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