練馬区で15回目「江古田映画祭」開催、福島の記憶を風化させない映画を上映
練馬区で15回目「江古田映画祭」、福島の記憶を伝える (20.02.2026)

練馬区で15回目の「江古田映画祭」が開幕、福島の記憶を継承する映画を上映

東京都練馬区において、「福島を忘れない」をテーマに毎年開催されている「江古田映画祭」が、28日から始まります。今年で15回目を迎えるこの映画祭は、東日本大震災の発生日前後に合わせて実施され、震災と原発事故の記憶を風化させないための重要な文化イベントとして定着しています。

多彩な上映作品で被災地の現実を描く

メイン会場となるギャラリー古藤(栄町9)では、原発事故によって家族が離散する少年の物語を描いた「こんな事があった」(松井良彦監督)や、被災した家の記憶を巡る「家は生きていく」(松井至監督)など、福島の現実に迫る作品が上映されます。各回の定員は40人で、予約が優先されます。上映後には監督らによるトークショーが行われ、観客との対話を通じて作品の背景やメッセージを深く理解する機会が提供されます。

入場料は大人が1200円(予約者は1000円)、大学生と障害のある方は800円です。震災の被災者と高校生以下の方は無料で入場できるため、幅広い層が参加しやすい配慮がなされています。

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追加上映では朝鮮人被爆者や沖縄の戦後史にも焦点

さらに、武蔵大学大講堂(豊玉上1)では、朝鮮人被爆者らの声を記録した「よみがえる声」(共同監督)が28日に、沖縄の戦後史を題材にした「宝島」(大友啓史監督)が3月7日に上映されます。これらの作品も監督によるトークショーを伴い、予約は不要です。これにより、映画祭は福島に限らず、広く戦争や人権問題にも目を向ける機会を創出しています。

問い合わせ先はギャラリー古藤(電話03-3948-5328)となっており、詳細な情報を確認できます。

この映画祭は、単なる娯楽としてではなく、社会的な記憶を共有し、未来への教訓を学ぶ場として機能しています。練馬区を中心に、多くの人々が福島の現状に向き合い、震災の教訓を継承する取り組みが続けられています。

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