境港で水木しげる生誕104年祭が開催 妖怪仮装の1500人が集結
漫画家・水木しげるさんの誕生日(3月8日)を前に、故郷の鳥取県境港市で恒例の追悼イベント「生誕104年水木しげる生誕祭」が3月7日に始まりました。市民交流センターで行われた2回のイベントには、妖怪の仮装をしたファンや地元住民ら約1500人が参加し、水木さんの功績を振り返りました。
平井知事が「悪魔くん」に仮装 会場を盛り上げる
このイベントは鳥取県や境港市などが連携して開催。平井伸治知事は水木さんの代表作の一つ「悪魔くん」の主人公の仮装で登場し、「日本は今、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で盛り上がっていますが、ここはYBC、妖怪・化け物・クラシックで盛り上がりましょう」とユーモアを交えて挨拶し、会場の笑いを誘いました。
妻の布枝さんが感謝の言葉 バースデーカードも贈呈
イベントでは、水木さんの写真を手にした妻の武良布枝さん(94歳)が車いすに乗り、娘2人とともに登壇しました。布枝さんは「水木が亡くなって10年が経過し、今もなお、境港で生誕祭が開かれることに感謝します」と述べ、長年にわたるファンの支持に謝意を示しました。その後、平井知事らから布枝さんにバースデーカードが贈られ、温かい拍手が送られました。
ファンも熱狂 東京からの参加者も
会場は妖怪のコスプレ姿の人たちでにぎわい、熱気に包まれました。東京から訪れたファンの男性は「境港に来ると、水木先生に会えるような感じがしてうれしくなる」と喜びを語り、水木作品への愛着を感じさせる一幕もありました。
生誕祭は3月8日も続き、水木しげるロードでは妖怪パレードなどが行われる予定です。このイベントは、水木しげるさんの遺産が地域に根付き、世代を超えて愛され続けていることを示す貴重な機会となっています。



