鹿児島の春を彩る伝統の木市が開幕 甲突川緑地帯で5万本の植木が並ぶ
鹿児島の春の風物詩として親しまれている「春の木市」が、鹿児島市の甲突川左岸緑地帯(市民広場)で開催されています。会場には約1000種類、5万本もの植木や盆栽が展示・販売されており、多くの来場者で賑わっています。この木市は5月6日まで毎日開催される予定です。
江戸時代に起源を持つ歴史的な行事
春の木市の起源は江戸時代にまで遡ります。当時、薩摩藩主の島津重豪が庭園の手入れのために京都から優れた庭師を招いたことがきっかけとなりました。鹿児島の人々がその庭師から園芸技術を学び、その後、明治時代には市街地で市が開かれるようになったと伝えられています。長い歴史を持つこの行事は、地域の文化として根付いています。
多彩な植物が来場者を魅了 イベントも充実
会場では10店舗が出店し、さまざまな植物が並んでいます。桃色の花を咲かせたアーモンドや多肉植物のサボテン、淡い青やピンク色のアジサイなど、春らしい色彩豊かな品々が来場者の目を楽しませています。特にアジサイはこれからの季節に向けて人気を集めているようです。
木市では期間中、さまざまな関連イベントも開催されます。3月22日には樹木に関する相談所が設けられ、専門家が植木の手入れ方法などについてアドバイスを行います。また、4月12日には園芸講習会が開かれる予定で、初心者からベテランまで楽しめる内容となっています。
開催情報と問い合わせ先
春の木市の開催時間は午前10時から午後5時までです。会場へのアクセスや詳細な情報については、木市管理事務所(電話:090-6291-5316)までお問い合わせください。この伝統ある木市は、鹿児島の春の訪れを告げる恒例行事として、地域住民や観光客に親しまれ続けています。



