会津工高生が3Dプリントで復元、月光菩薩像を磐梯町に引き渡し
会津工高生が3Dプリントで復元、月光菩薩像を磐梯町に引き渡し

会津工高生が3Dプリント技術で月光菩薩像を復元、磐梯町に引き渡し

福島県の会津工業高校の生徒たちが取り組んできた「日光・月光菩薩像」の復元プロジェクトにおいて、月光菩薩像の引き渡し式が27日、磐梯町中央公民館で開催されました。この菩薩像は、4月から同町の磐梯山慧日寺資料館で一般公開される予定です。

焼失した史跡の像を3D技術で忠実に再現

磐梯町の国指定史跡「慧日寺跡」では、かつて2体の菩薩像が焼失しており、町は昨年、復元作業の基礎となる縮小模型の制作を会津工業高校に依頼しました。これを受け、同校機械科の3年生8人が、提供されたデータを基に、3Dプリンターを使用して樹脂製の仏像(高さ約1.2メートル)を造形しました。この取り組みは、伝統的な文化財と先端技術を融合させた画期的な事例として注目されています。

引き渡し式で感謝の言葉と生徒の決意

引き渡し式では、中川綾教育長が「仏像を忠実に再現していただき、誠にありがとうございます」と謝辞を述べ、生徒たちの努力を称えました。制作に携わった生徒の一人は、「細かい作業が多く、苦労もありましたが、できることは全てやりきりました。続きは後輩たちの頑張りに期待しています」と語り、プロジェクトへの熱意を伝えました。

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2カ年計画で進む菩薩像復元プロジェクト

この活動は2カ年計画で進められており、対となる日光菩薩像の再現は、新年度に後輩たちが引き継いで進めることになっています。現在、月光菩薩像の塗装はまだ下地段階にあり、日光菩薩像が完成した後、2体の像の古色仕上げについて改めて協議が行われる予定です。このプロジェクトは、地域の歴史遺産を若い世代が技術で蘇らせる取り組みとして、教育と文化の両面で意義深い成果を上げています。

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