坂東玉三郎さんが熊本・八千代座で特別公演、重要文化財の芝居小屋で歌舞伎舞踊を披露
坂東玉三郎さんが熊本・八千代座で特別公演を開催

人間国宝の坂東玉三郎さん、熊本・八千代座で特別公演を開催

歌舞伎女形の最高峰として知られ、人間国宝に認定されている坂東玉三郎さんが、5月19日から23日まで、熊本県山鹿市にある芝居小屋「八千代座」で「坂東玉三郎特別公演」を実施します。この公演は、昨年に続いて開催されるもので、地元の文化遺産を活かした芸術の祭典として注目を集めています。

華やかな演目「元禄花見踊」と「羽衣」を披露

玉三郎さんは、「華やかに見ていただけるものを」との思いから、自ら二つの演目を選びました。まず、「元禄花見踊」は、長唄の舞踊劇として知られ、元禄時代の江戸上野で花見を楽しむ人々の賑わいと華やかな風情を描いています。一方、「羽衣」は、能の「羽衣伝説」を題材にした歌舞伎舞踊作品で、天女と漁師の心温まる物語が展開されます。具体的には、三保の松原で漁師の伯竜(花柳寿輔)が美しい羽衣を見つけ、持ち帰ろうとすると、天女(玉三郎さん)が現れて返還を懇願。伯竜が羽衣を返すと、喜んだ天女が典雅な舞を披露し、天界へと帰っていく様子が表現されます。

重要文化財の八千代座が舞台、玉三郎さんも魅力を語る

公演の舞台となる八千代座は、1910年(明治43年)に建設され、国の重要文化財に指定されている歴史的な木造劇場です。玉三郎さんは、この劇場について、「江戸時代の雰囲気がある木造りの劇場で、木が響くように音響が良い」とその魅力を強調。さらに、地元への感謝の意を込めて、「食べ物も温泉も良いけれど、人間とのつながりがないと長くは続けられない」と語り、八千代座を守り、公演実現に尽力してきた地域コミュニティへの深い敬意を示しました。

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公演では、玉三郎さんによる「口上」も予定されており、観客をより一層引き込む演出が期待されます。チケットの発売は、4月12日正午から開始される予定で、早期の購入が推奨されています。この特別公演は、伝統芸能の継承と地域文化の活性化を象徴するイベントとして、多くのファンや文化愛好家の関心を集めています。

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