医師が複数の神社仏閣に油を塗布 建造物損壊容疑で逮捕
千葉県香取市の香取神宮に油のような液体をまいたとして、建造物損壊の疑いで逮捕された医師の金山昌秀容疑者(63)が、動機について「聖霊に導かれるまま訪れた神社仏閣にオイルを塗った」と供述していることが5日、県警への取材で明らかになった。県警は同日、容疑者を送検した。
複数の寺社での関与を認める供述
県警によると、金山容疑者は千葉県成田市の成田山新勝寺や茨城県鹿嶋市の鹿島神宮など、その他の寺社での関与も認める供述をしている。使用した液体はオリーブオイルだと説明しており、県警が詳細を調べている。
金山容疑者は米国在住の産婦人科医で、日本のキリスト教系宗教団体の創始者であることも判明した。県警は成田山新勝寺の建造物に液体をかけた疑いでも逮捕状を取得しており、捜査を進めている。
事件の背景と今後の捜査
この事件は、宗教的動機に基づく建造物損壊の疑いとして注目を集めている。県警は、金山容疑者の行動が計画的なものか、また他の寺社への被害の全容を解明するため、慎重に捜査を続けている。
関係者によれば、香取神宮をはじめとする被害を受けた寺社では、油による建造物の損傷状況を確認し、修復作業が必要かどうかを検討しているという。文化財保護の観点からも、早期の対応が求められる事態となっている。



