第79回日本推理作家協会賞の選考会が13日に行われ、各部門の受賞作が決定した。長編および連作短編集部門では、伏尾美紀さんの「百年の時効」(幻冬舎)が選ばれた。短編部門は松樹凛さんの「ぼくらが夕闇を埋めた場所」(「小説推理」1月号)、評論・研究部門は千野帽子さんの「青ひげ夫人と秘密の部屋 『見たな』の文学史」(光文社)、翻訳部門はスチュアート・タートンさん著、三角和代さん訳の「世界の終わりの最後の殺人」(文芸春秋)がそれぞれ受賞した。
伏尾美紀さんは、吉川英治文学新人賞の受賞も決まっており、会見で喜びを語った。同賞は日本の推理文学の発展に寄与する作品を顕彰するもので、今回の受賞作はいずれも高い評価を得ている。


