<朝晴れエッセー>私の兄 突然の別れから2年、今も現実を受け止められず
<朝晴れエッセー>私の兄 突然の別れから2年

突然襲った出来事。今も現実のことなのかぼんやりとしている。あの日に送ったメールの返信がまだ来ていないし、毎年私の誕生日を祝う連絡も来ていない。

兄の部屋と趣味

兄の部屋は趣味の物であふれかえっていた。服にもこだわりがあって、同じようなものが複数存在していた。生涯独身の兄。好きなものに囲まれるのはいいことだけれど、ちょっとぜいたくじゃない?

子供に好かれる兄

「なぜか子供に好かれるんだよね」と兄。優しすぎる性格が子供に伝わるのだろう。中学2年生の私の息子もこの伯父が好き。伯父に抱っこされた当時0歳の息子が、満面の笑みで一緒におさまる写真が残っている。なんだか伯父おいっ子で顔が似ているな。私はこの写真が一番好きだ。

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最後の再会

3年前の年末に会ったとき、息子は照れながらも兄の隣にいた。写真を撮った。成長して抱っこはされていないけれど、あの頃の面影を残した笑顔の2人が写っている。

突然の別れ

あの日、兄にメールを送った。普段は割とすぐに返信が来るが、いつまでも来ない。嫌な予感が的中した。もうすぐ三回忌を迎える。

中嶋聡子(44) 東京都練馬区

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