侍ジャパン小園海斗、ピッチクロックに順応し好打発揮 WBC合宿で存在感
小園海斗、ピッチクロックに順応しWBC合宿で好打 (18.02.2026)

侍ジャパン合宿で小園海斗がピッチクロックに順応 WBCに向け好調アピール

2026年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて、宮崎市で行われている日本代表「侍ジャパン」の事前合宿が進んでいる。18日には、投手と打者が実戦形式で対戦する「ライブBP」が初めて実施され、WBC初代表の小園海斗選手(広島)が安打を放ち、順調な状態を印象付けた。

ピッチクロックへの対応力で差が明確に

今回のライブBPでは、今大会で導入される「ピッチクロック」を想定し、場内にタイマーが設置された。この新ルールは投球間の時間を制限するもので、投手だけでなく打者にも影響が大きい。昨季パ・リーグ首位打者の牧原大選手(ソフトバンク)が「準備する時間がなかった」と苦戦する一方で、昨年のセ・リーグ首位打者である小園選手は高い対応力を見せた。

小園選手は、隅田知一郎投手(西武)の浮いたフォークボールを最初のスイングで中前へと打ち返し、観客から拍手を浴びた。ピッチクロックでは打者にも時間制限があり、残り8秒までに打席で構えなければ1ストライクが宣告されるが、小園選手は「早く構えるしかないし、あまり気にしていない」とコメント。昨秋の韓国戦で既に経験済みであることから、スムーズに順応している様子だ。

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松田コーチが積極性を高く評価 遊撃手争いも激化

普段はリーグが異なるため対戦機会の少ない左腕の隅田投手に対して、果敢に仕掛けた姿勢を評価したのは、2013年と2017年のWBCに出場した松田宣浩野手総合コーチだ。国際大会では積極性が重要だと指摘し、「次々に投手が代わるから、ゆっくり球を見ていたら終わってしまう。とにかく甘い球を前に飛ばすこと。小園は面白い」と称賛した。

遊撃手のポジションでは、前回優勝メンバーの源田壮亮選手(西武)との競争が激しくなっている。小園選手が「少ないチャンスをものにしたい」と貪欲にアピールする中、源田選手は室内練習場に残ってバットを振り込み、この日は最後に球場を出るなど、刺激を受けている様子が伺える。22日と23日に行われるソフトバンクとの壮行試合に向け、競争が本格化している。

隅田投手は課題を残す ピッチクロック対応に苦戦

一方、ライブBPに登板した隅田投手は、打者4人に対して被安打2、四球1と課題を残した。変化球の制球力が今ひとつで、ピッチクロックへの対応も影響し、投球のリズムが単調になった面もあった。本番まで約2週間と迫る中、「もっと状態を上げていかないといけない」と危機感を露わにしていた。

侍ジャパンの合宿は、新ルールへの適応や選手間の競争を通じて、WBCに向けた準備が着実に進んでいる。小園選手の活躍がチームに良い刺激を与えており、今後の動向が注目される。

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