神村学園OBの結城柊哉さんが選抜高校野球で後輩を熱烈応援
選抜高校野球大会の第2日となる2026年3月20日、第2試合に登場した鹿児島県の神村学園のアルプス席で、特別な応援客の姿が見られました。昨夏の全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)に同校の1番・左翼手として先発出場し、この春から大阪学院大学へ進学した結城柊哉さん(18)が、後輩たちの戦いを間近で応援するために駆けつけたのです。
昨夏の甲子園で先発出場も初戦敗退の悔しさ
神村学園は2005年の春の選抜大会で初出場ながら準優勝を果たした実績を持つ強豪校です。昨夏の甲子園では優勝を目指して挑みましたが、創成館高校(長崎)に0対1で敗れ、初戦敗退という結果に終わりました。その試合で結城さんは1番打者として左翼手のポジションで先発出場。盗塁で好機を作るなど活躍を見せたものの、得点にはつなげることができませんでした。
結城さんは当時の試合を振り返り、「あの試合は1点がとても遠く感じられました。相手校の応援団が作り出す独特の雰囲気に、少し呑まれてしまった部分もあったかもしれません」と語っています。わずか1点差の接戦ながら、勝利を逃した悔しさがにじむコメントです。
大学進学後も母校への思いは変わらず
現在は大阪学院大学で新たな野球人生を歩み始めている結城さんですが、母校への思いは強く残っています。選抜大会の応援に駆けつけた理由について、「相手チームに負けないような熱い応援を送りたいと思いました。後輩たちが存分に力を発揮できるよう、少しでも後押しができれば」と意気込みを語りました。
アルプス席からグラウンドを見つめる結城さんの視線には、自らが戦った同じ土俵でプレーする後輩たちへの期待とエールが込められていました。ユニフォーム姿から応援団の一員へと立場を変えても、神村学園野球部に対する愛情は変わらないようです。
結城さんのようなOBの存在は、現役選手たちにとって大きな励みとなるでしょう。甲子園という大舞台での貴重な経験を積んだ先輩が、直接声をかけてくれることは、選手たちの心理的な支えにもなります。神村学園野球部の伝統は、こうして先輩から後輩へと受け継がれていくのです。



