センバツ甲子園で専大松戸・吉田颯人選手がDHで劇的3ラン、逆転の一打に歓声
専大松戸・吉田選手がセンバツでDH起用、決勝3ラン

センバツ甲子園で専大松戸・吉田颯人選手がDHで劇的3ラン、逆転の一打に歓声

2026年3月27日、千葉県の専修大学松戸高等学校(専大松戸)野球部に所属する吉田颯人選手(2年)が、センバツ甲子園大会において、指名打者(DH)として起用され、8回裏に逆転の3点本塁打を放ち、一躍ヒーローとなった。この劇的な一打は、暗闇の中、左翼席に飛び込み、球場に大歓声を巻き起こした。

チャンスを逃さず、内角高めの直球を捉える

試合は八回1死二、三塁の場面。吉田選手は第4打席に入る前、ベンチから仲間たちが「リラックス!」と笑顔で声を掛けてくるのを目にした。「チャンスで回ってきた。自分のスイングをするだけ」と心を落ち着かせ、5球目に内角高めに甘く入った直球を見逃さず、力強く振り抜いた。打球の行方は暗くてよく見えなかったが、「手が全然痛くない。真芯で捉えられたのかな」と感じたという。塁を駆けるうちに湧き起こる歓声で、ホームランを確信し、自然とガッツポーズが飛び出した。

ベンチ入りぎりぎりから打力で勝負

背番号20の吉田選手は、昨秋の県大会ではベンチ入りしたものの、関東大会では外されるなど、苦労を重ねてきた。本職は捕手だが、「肩が弱いので、全然実力不足」と自ら語る。それでも、憧れの甲子園の舞台に立つため、得意の打力を磨くことに専念。毎晩、納得いくまで素振りを続け、出番をつかみ取った努力が実を結んだ。

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試合順延が決まった25日、持丸監督から「速球への対応がうまい」と評価され、DHでの起用を伝えられた。吉田選手は「絶対に打たないといけない」と意気込んだが、力みすぎて試合開始後は3打席続けて無安打。何もできていない自分に焦りと悔しさを感じていたという。

監督の期待に応え、一夜にしてヒーローに

持丸監督は吉田選手について、「すぐに手を抜く子。DHが無ければベンチに入れてないよ」と笑いながらも、ここ一番での一打を期待して送り出した。その恩師の信頼に見事に応え、逆転の3ランを放った吉田選手は、一夜にしてチームのヒーローとなった。

試合後、白い歯を見せて笑顔を見せる吉田選手は、「次もまた狙います」と力強く宣言。この活躍が、今後のチームの勢いをさらに高めることが期待される。専大松戸の甲子園での戦いは、この劇的な一打をきっかけに、新たな局面を迎えている。

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