横浜高センバツ優勝の主将・阿部葉太、早大でリーグ初安打も「まだまだ」と厳しい自己評価
阿部葉太、早大で初安打も「まだまだ」と自己評価

横浜高センバツ優勝の主将が早大で初安打を記録

2026年4月19日、東京六大学野球春季リーグ戦で早稲田大学の阿部葉太選手が注目を集めました。昨春の選抜高等学校野球大会(センバツ)で横浜高校の主将として優勝に導いた阿部選手が、大学野球の舞台で初めての安打を放ったのです。

けがを乗り越えてのデビュー

阿部選手は大きな期待を背負って早稲田大学に入学しましたが、冬場に左ふくらはぎの肉離れを負い、全治約2カ月のけがに見舞われました。そのため、オープン戦などで十分な打席数をこなせないままリーグ戦の開幕を迎えることになりました。

それでも早大の小宮山悟監督は、阿部選手の能力を高く評価しています。「打球判断に優れているのでセンターを守らせておけば安心できる」と語り、開幕戦から1番打者・中堅手として起用し続けています。

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三回の第2打席で記念の初安打

リーグ戦2試合目となったこの日、阿部選手は三回の第2打席で相手投手の甘く入った変化球を捉えました。投手の足元にはじき返すような打球は中前安打となり、大学リーグでの初安打を記録しました。

2試合を終えて、阿部選手の成績は7打数1安打。小宮山監督は「(大学野球は)そう甘くない」と現実を伝えつつも、「試合数をこなして、攻撃でも貢献できるようになってくれれば鬼に金棒」と今後の成長に期待を寄せています。

「全然まだまだ」と厳しい自己評価

初安打を記録したにもかかわらず、阿部選手自身の評価は厳しいものでした。この日の試合は2-2の引き分けに終わり、「全然まだまだ」と自己分析しました。

さらに「自分が攻撃の中で機能していれば変わってくると思う」と語り、チームへの貢献不足を感じている様子でした。プロ志望届を出さず大学野球を選んだ阿部選手の、高い目標と責任感がうかがえます。

横浜高の同級生とのライバル関係

興味深いことに、この日は法政大学でも横浜高校の同級生だった奥村凌大選手が代打でデビューを果たしました。奥村選手は三振に倒れ、リーグ初安打は阿部選手が先に記録することになりました。

このことについて阿部選手は「そんな(意識は)ないですけどね」と一見否定しながらも、「(奥村が初安打を打ったとしても)2試合目で自分が打てば同じ日だから、と言い聞かせていた」と明かしました。笑みを浮かべながら語る様子には、かつてのチームメートとの健やかなライバル意識がにじんでいました。

センバツ優勝という輝かしい実績を持つ阿部葉太選手の大学野球での挑戦は、まだ始まったばかりです。けがからの復帰、初安打の記録、そして同級生とのライバル関係――これらの要素が、これからの彼の成長にどのように影響していくのか、注目が集まります。

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