米軍は4日午前、沖縄県嘉手納町などに位置する嘉手納基地において、パラシュート降下訓練を実施した。この訓練は、日米両政府が訓練場所として合意した伊江島補助飛行場(伊江村)の運用が2025年12月に再開されて以降、例外と位置付けられるはずの嘉手納での訓練としては5回目となる。前回の訓練は5月27日に行われたばかりであり、沖縄県は米軍の姿勢に対して強い反発を示している。
訓練の詳細と背景
4日午前9時30分過ぎ、米軍機から飛び出した5人の兵士が基地内にパラシュートで降下した。米軍は2023年12月以降、伊江島補助飛行場の滑走路劣化を理由に、嘉手納基地での降下訓練を繰り返してきた。滑走路の改修工事は既に完了しているが、米軍は嘉手納での訓練を継続している。
日米合意と例外要件
日米両政府は、嘉手納基地の使用は例外的なケースに限るとし、その要件として(1)定期的でないこと(2)小規模であること(3)喫緊の必要性があることなどを挙げている。しかし、今回の訓練はこれらの要件を満たしているか疑問視する声が上がっている。
沖縄県は、米軍が合意を無視して嘉手納での訓練を繰り返していると批判。県民の安全や基地負担軽減の観点から、早期の訓練中止を求めている。



