囲碁界の頂点を争う最終決戦、箱根で記念撮影が行われる
囲碁界の最高位を争う第50期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の最終第7局が、3月25日から神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で開催されます。この対局を翌日に控えた3月24日、一力遼棋聖(28歳)と芝野虎丸十段(26歳)が、箱根町にある「箱根ラリック美術館」で記念撮影に応じ、その後、対局室の環境を入念に確認しました。
5連覇と名誉棋聖の資格がかかる一力棋聖、初戴冠を目指す芝野十段
一力遼棋聖は、今回の勝利で5連覇を達成し、「名誉棋聖」の資格獲得を目指しています。一方、芝野虎丸十段は、初めての棋聖戴冠を狙う重要な一戦です。シリーズは、一力棋聖が2勝3敗で迎えた第6局に勝利し、3勝3敗のタイスコアでフルセットに突入しました。これにより、最終第7局は、両棋士にとって運命を分ける極めて重要な対局となります。
対局前日のインタビューで語られた両棋士の心境
記念撮影後、インタビューに応じた一力棋聖は、「最終局になれば、とにかく目の前の一局に集中できたらいいと思う」と述べ、冷静な姿勢を示しました。芝野十段は、「第7局のほうが(スコアを)気にしない。普段と変わらないぐらい落ち着いている気もしている」と語り、リラックスした状態で臨む意欲を明かしました。両者とも、緊張感の中にも落ち着きを保ち、最高のパフォーマンスを発揮しようとする決意が感じられます。
対局の詳細と今後の展開
対局は、3月25日午前9時から開始されます。箱根ラリック美術館は、フランスの工芸家ルネ・ラリックの作品を展示する施設として知られ、対局前の記念撮影にふさわしい荘厳な雰囲気を提供しました。この最終戦は、囲碁ファンにとって待ちに待った瞬間であり、どちらが頂点に立つのか、注目が集まっています。



