英明、粘りの野球でセンバツ初戦を突破…四国王者の意地を見せる
2026年3月23日、第98回選抜高校野球大会第5日が行われ、英明(香川)は1回戦で高川学園(山口)と対戦し、5-3で勝利を収めました。これにより、英明は前回出場の2023年春に続いて初戦突破を果たし、四国地区の王者としての意地を発揮しました。
試合の流れと矢野選手の活躍
試合は4回、英明が四球と相手の失策で好機をつかみ、先制点を挙げるところから動き出しました。無死二・三塁のチャンスで、矢野壮馬選手が左打席に立ち、「絶対に走者をかえす」との思いで初球のチェンジアップを振り抜きました。打球は右前への適時打となり、2点目を追加。矢野選手は思わずガッツポーズを披露し、チームの勢いを高めました。
その裏の守備でも、矢野選手は右中間への飛球を好捕し、チームに貢献。香川純平監督は「矢野はボールへの執着心があり、本番で力を発揮する」と評価し、遊撃手の池田隼人主将も「矢野なら捕ってくれると思っていた」と信頼を寄せました。
冨岡投手の力投とチームの目標
先発の冨岡琥希投手は3点を失いながらも粘り強い投球を見せ、144球を投げて完投しました。九回のピンチも力投でしのぎ、チームの勝利に大きく貢献しました。
英明の目標は、春夏を通じて初めての8強進出です。矢野選手は「次も厳しい戦いになるだろうが、できることをやって勝ちたい」と意気込みを語りました。派手さはなくとも堅実な野球で上位進出を狙います。
香川監督の家族からの声援
アルプス席では、香川純平監督の子供3人、ひなたさん(12)、丈実君(10)、和花さん(7)が特注の子供用ユニホームを着て声援を送りました。野球少年の丈実君は「選手たちはボールを遠くまで飛ばすのでかっこいい」と目を輝かせ、将来は「英明に入って、一緒に甲子園に出たい」と夢を語りました。
香川監督は試合中は厳しい表情を見せますが、自宅では優しい父親として振る舞っているそうです。家族の支えも受けながら、チームは次の試合に臨みます。
今後の展望
英明の2回戦は、大会第8日第2試合で東北(宮城)との対戦が予定されています。初戦突破を弾みに、四国王者としてさらなる活躍が期待されます。



