駒沢大学陸上部総監督の大八木弘明さん(会津若松市出身)が5月24日、会津美里町のじげんホールで開催されたトークセッションに登壇しました。テーマは「夢をつなぐ襷(たすき) 名将大八木弘明監督と教え子が語る駅伝と人づくり」で、多くの聴衆が詰めかけました。
指導者としてのやりがい
大八木さんは「情熱を持って指導している。卒業後に(自分の元に)戻ってきてくれるのはすごくうれしい」と述べ、指導者としての喜びを語りました。また、母校である駒沢大学の陸上部を立て直すためにコーチに就任した経緯を説明し、食事や寮生活の見直し、タイムスケジュールの厳格な管理など、改革の詳細を明かしました。
「当初は反発もありましたが、方針は変えませんでした。ついてきたら箱根駅伝で絶対に優勝させるという気持ちで臨みました。復路で優勝した後、学生たちはやる気を出し、出雲駅伝や全日本大学駅伝でも勝利を収めました」と当時を振り返りました。
新たな挑戦と目標
現在、大八木さんは総監督を務める一方で、トップアスリートの少数精鋭チーム「Ggoat(ジーゴート)」を率いて陸上選手の育成に取り組んでいます。「新しいことに挑戦したかった。選手たちを世界に送り出したい」と、今後の目標を力強く語りました。
教え子との対話
トークセッションでは、大八木さんの教え子である安西秀幸さん(陸上クラブチーム「すみれプロジェクト」代表)と角田一昭さん(同ヘッドコーチ)も登壇し、意見を交わしました。安西さんと角田さんは会津美里町を拠点に活動しており、大八木さんとの絆の深さが感じられる場面も見られました。
イベントの背景
このイベントは、町と町教育委員会が改修を経て全天候型トラックとなった「ふれあいの森公園陸上競技場」のオープンを記念して開催されたものです。新しいトラックは地域の陸上競技振興に大きく貢献することが期待されています。
観光大使就任
同日、会津美里町は大八木さんを町観光大使に委嘱しました。委嘱状交付式は同ホールで行われ、杉山純一町長が委嘱状を手渡しました。大八木さんは「町のために一生懸命取り組む」と意気込みを語り、地域活性化への貢献を誓いました。



