日本相撲協会は5月28日、東京・両国国技館で理事会を開催し、宮城野部屋を伊勢ケ浜部屋に預ける措置を同日付で解除することを決定しました。これにより、宮城野部屋は正式に消滅することとなりました。
宮城野部屋の歴史と背景
宮城野部屋は、史上最多の優勝45度を誇る元横綱白鵬(本名・白鵬翔)が師匠を務めたことで知られる名門部屋です。しかし、2024年2月に元幕内北青鵬の暴力問題が発覚し、同年4月から当面の間閉鎖されていました。その後、元横綱白鵬は2024年4月に伊勢ケ浜部屋へ移籍しましたが、処遇などに不満を抱え、2025年6月に日本相撲協会を退職しました。
預かり解除の理由
協会関係者によると、伊勢ケ浜部屋への預かりが2年以上経過したことや、宮城野部屋を再興させたいという申請が理事会に出ていないことなどが、今回の決定の主な理由とされています。預かり解除により、宮城野部屋の名称は消滅し、所属力士は他部屋への移籍や引退などの対応が検討されます。
今後の影響
宮城野部屋の消滅は、相撲界にとって一つの時代の終わりを意味します。元横綱白鵬が築いた功績は大きいものの、暴力問題による信頼低下が部屋の存続に影響を与えたとみられます。協会は今後、再発防止策を強化するとともに、力士の指導体制を見直す方針です。
- 宮城野部屋は2024年4月から閉鎖されていた
- 元横綱白鵬は2025年6月に協会を退職
- 預かり解除により部屋は正式に消滅
この決定により、宮城野部屋に所属していた力士たちは、新たな所属先を探すことになります。相撲協会は、力士たちのキャリアを支援するための措置を講じるとしています。



