ドジャース・大谷、5年ぶりの投手専念で圧巻のパフォーマンス
「投手・大谷」の真骨頂が鮮烈に蘇った。ロサンゼルス・ドジャースの大谷は4月15日、本拠地でのニューヨーク・メッツ戦に先発登板し、見事な投球を見せつけた。13日に受けた死球の影響を考慮し、5年ぶりに投球のみに専念したこの一戦で、彼はまさにエースとしての存在感を存分に発揮したのである。
最速162キロ直球を武器に6回1失点の快投
大谷はこの試合、最速162キロを記録する速球を軸に、巧みな配球術を織り交ぜてメッツ打線を翻弄。結果は6回を投げてわずか1失点に抑えるという圧倒的な内容だった。試合後、彼は「しっかり集中できた。全体的にはリラックスして投げられた」と、高揚感に満ちた表情で語り、充実した投球を振り返った。
打者業なしで集中、3年ぶり10三振奪取
今回は打席に立たなかったため、イニングの合間を有効に活用できたことが大きな強みとなった。その集中力の高さは数字にも表れ、3年ぶりとなるシングルゲーム10三振を奪取。特に勝負所での才気は光り、2-0とリードする3回2死二塁の場面では、粘るリンドアに対し11球目に外角高めの160キロ速球を投じ、見事な空振り三振に仕留めた。
連続試合出場記録は継続、私生活でも充実感
打席に立たなかったものの、48試合まで伸びている連続試合出場記録は継続中だ。また、私生活でも順調な日々を送っており、もうすぐ1歳を迎える長女については「ただただかわいい」と幸せそうに語る。インタビューで「丸くなったという声もあるが」と問われると、「僕はもともと丸いです。これ以上丸くなるところはないと思います」とにやりと笑みを浮かべ、ユーモアを交えた応答で場を和ませた。そのしゃべりもいつになく絶好調で、心身ともに充実した様子が窺えた。
この活躍は、投手としての大谷の潜在能力の高さを改めて証明するものとなった。今後の登板機会でも、同様の集中力と技術を発揮することが期待される。



