芝野虎丸十段が白番で快勝 棋聖戦第4局で2勝2敗のタイに
囲碁界の最高峰タイトル戦の一つである第50期棋聖戦7番勝負の第4局が、2月26日と27日の両日にわたり、栃木県日光市で開催されました。挑戦者の芝野虎丸十段(26)が、一力遼棋聖(28)を相手に、白番で中押し勝ちを収め、シリーズの対戦成績を2勝2敗のタイに戻すことに成功しました。
274手に及ぶ熱戦の末に決着
この一戦は、両日にかけて計274手に及ぶ長丁場となり、盤上では緊迫した攻防が繰り広げられました。芝野十段は序盤から堅実な布石を築き、中盤以降は巧みな駆け引きで優勢を確立。終盤にかけて一力棋聖の反撃を凌ぎ切り、白番中押し勝ちという形で勝利を決めました。
一力棋聖は現在、名人・王座・天元・本因坊のタイトルを保持する五冠として君臨しており、その強豪を相手にした芝野十段の勝利は、今期棋聖戦の行方を一層混沌とさせる結果となりました。
次局は仙台市で開催へ
シリーズはこれで折り返し地点を過ぎ、第5局は3月11日と12日に、宮城県仙台市で行われることが決定しています。両対局者はここで再び激突し、優位を築こうと全力を尽くす見込みです。
棋聖戦は囲碁ファンから高い関心を集めており、今回の第4局の結果を受けて、今後の展開に対する期待がさらに高まっています。芝野十段の勢いが持続するか、一力棋聖が反撃に転じるか、次なる対局が注目を集めることでしょう。



