元巨人のエースと4番、メジャーで激突 岡本は日米通算250号を記録
米大リーグは3月30日、各地で試合が行われ、トロント・ブルージェイズの岡本和真選手とコロラド・ロッキーズの菅野智之選手が、かつての読売巨人軍でのチームメイトとして初めてメジャーリーグで対戦した。この一戦は、一人がエース、もう一人が4番打者として巨人を支えた二人の真剣勝負として、多くのファンの注目を集めた。
岡本が2戦連発で250号 菅野は今季初登板で好投
ブルージェイズの岡本は、ロッキーズ戦に7番・三塁手で先発出場。9回には2試合連続となるソロ本塁打を放ち、日米通算250号を達成した。試合では3打数1安打1打点と活躍を見せた。一方、ロッキーズの菅野は先発投手として今季初登板し、4回2/3を投げて1失点に抑え、勝ち負けはつかなかった。試合はロッキーズが14-5で勝利した。
二人の初対決は、2回二死走者なしの場面で実現。カウント2-2から、岡本が初めてバットを振った高めの直球はファウルとなり、続くボールでフルカウントに。7球目、菅野はやや高めのカットボールを投じ、岡本を空振り三振に打ち取った。この瞬間は、エースとしての貫禄を感じさせるシーンとなった。
五回の攻防も白熱 互いの敬意と闘志
5回の対戦でも熱い攻防が繰り広げられた。菅野はこの日最速となる94.8マイル(約152.6キロ)の速球を投げ込むなど、気迫あふれる投球を披露。岡本もファウルで粘りを見せ、最後は外のボール球を見極めて四球を選んだ。36歳の菅野と29歳の岡本は、ともにドラフト1位で巨人に入団し、看板選手として成長してきた。プロ入りは2年しか違わないが、岡本は「僕が入団した頃からエースで、大先輩。ジャイアンツといえば菅野さんというイメージ」と敬意を表している。
この試合に臨むにあたり、二人は互いに負けられないという強い思いを抱いていた。菅野は先輩としての経験を活かし、岡本は新天地での活躍をアピールする場となった。ファンにとっては、巨人時代を思い出させる感動的な一戦であり、メジャーリーグにおける日本人選手の活躍を象徴する試合として記憶に残るだろう。
岡本の日米通算250号は、メジャー移行後も着実に記録を積み重ねる姿を示している。一方、菅野は年齢を重ねてもなお高いレベルで投球を続ける姿勢が光った。今後の二人の活躍からも目が離せない。



