甲子園2部制を継続、午前1試合と午後3試合に 2026年大会は3回戦までオンライン抽選
甲子園2部制継続、午前1試合午後3試合 3回戦までオンライン抽選

甲子園大会の新たな運営方針が決定、暑さ対策と準備期間確保を重視

朝日新聞社と日本高校野球連盟は4月17日、大阪市内で第108回全国高校野球選手権大会の第2回運営委員会を開催し、今夏の大会日程と詳細な運営方針を正式に決定しました。大会は8月5日に開幕し、22日に決勝戦が行われる予定です。兵庫県西宮市の阪神甲子園球場を舞台に、休養日3日を含む18日間の熱戦が繰り広げられます。

2部制の継続と試合時間の細かな調整

選手の健康と安全を最優先に考慮し、暑さのピーク時間帯を避けるための「2部制」が今年も継続して実施されます。開会式は8月5日午後4時に始まり、同5時30分から開幕試合が1試合行われます。第2日は、前日の開会式に参加した選手の負担を軽減するため、午後4時から2試合を開催します。

第3日から第8日までは、1日4試合が組まれており、午前8時から1試合を行った後、観客を入れ替えて午後1時30分から3試合を実施します。この編成は、近年選手の熱中症疑いの発生が多かった時間帯の試合を回避するための重要な措置です。第9日と第10日は午後1時30分から3試合を開催し、準々決勝以降は従来通りの時間帯で試合が進行します。

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入場料金のカテゴリー分けと価格改定

入場料金についても新たな体系が導入され、カテゴリーAとBに分けられました。カテゴリーBは、夕方開催の第1日と第2日、および第3日から第8日の午前の1試合が対象となります。それ以外の試合はカテゴリーAに分類されます。

  • 中央指定席:カテゴリーAが4800円、カテゴリーBが1500円
  • 一・三塁指定席(おとな):Aが3900円、Bが1200円
  • アルプス席(おとな・こども共通):Aが2000円、Bが700円
  • 外野指定席(おとな):Aが1000円、Bが300円

こども料金や代表校向けの特別料金も設定されており、ファミリーや地元応援団の参加を促す配慮がなされています。

オンライン抽選会の拡大と伝統的な抽選方法の変更

組み合わせ抽選会は8月1日午後5時にオンラインで実施されます。前回大会では開幕試合のみを決定していましたが、今大会では3回戦までの組み合わせを一括して決定します。これにより、出場校や学校応援団が調整と準備を行う期間を十分に確保できるようになります。

昨年まで行われてきた大阪市北区のフェスティバルホールでの抽選会は実施せず、完全にオンライン方式に移行します。選手宣誓は希望制とし、組み合わせ抽選後に決定されます。準々決勝以降の組み合わせは、従来と同様に3回戦の勝ちチームの主将が各試合直後にくじを引く方式を維持します。

これらの変更は、高校野球の伝統を尊重しつつ、現代のニーズに合わせた運営改善を図るものであり、選手の安全確保と大会の円滑な進行を両立させることを目的としています。夏の甲子園大会は、新たな試みを導入しながらも、変わらぬ熱気と感動を全国に届けることでしょう。

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