中日ドラゴンズは27日、2軍拠点の移転先公募を開始した。これに合わせ、中日新聞社と球団は新拠点のコンセプトとして「ドラゴンズ・ベースボールタウン構想」を掲げた。この構想は「ファンや地域に広く開かれた次世代のファーム拠点」を目指し、選手育成や野球振興、地域との連携を重視しながら移転先を決定する方針だ。
構想の三つの柱
構想では、以下の三つの視点が明記されている。
- 誰もが高め合う「最高の育成環境」
- 地域へ届ける「野球振興の拠点」
- 地域と共に歩む「持続可能な運営モデル」
育成環境
最先端の環境でプロ選手が研さんを積み、その姿を子どもたちが間近で見ることができる開かれた場を想定。プロとアマが融合した拠点を目指す姿勢を示している。
野球振興
少年野球や女子野球への支援に取り組む。球団OBによるジュニアコーチやドラゴンズベースボールアカデミーの事務局が常駐し、アマチュア指導者の育成も行う。野球関係者が集う交流スペースも用意する方針だ。
持続可能な運営
「自治体との適切な役割分担による効率的な運営スキームを構築」と明記。地域の資産として価値を高め、長期的に自立・安定した施設運営を目指す。
施設概要
27日の発表会見では、整備を見込むメイン球場は観客席数3000~4000の屋外球場と説明。サブ球場とともにフィールド部分の広さは、1軍本拠地のバンテリンドームナゴヤと同程度を見込んでいる。球団の佐藤昌雄常務経営企画本部長は「球界最高レベルの練習環境を目指す。将来的に3軍制が必要になった場合にも対応できる施設を造りたい思いがある」と語った。



