テレビ朝日ホールディングス(HD)は27日、グループ会社であるテレビ朝日が、プロレス興行を手掛ける新日本プロレスリングを連結子会社化すると正式に発表した。現在の筆頭株主はブシロードだが、テレビ朝日は議決権ベースで22.7%の株式を所有している。6月末をめどにブシロードから追加取得し、所有割合を46.3%に引き上げる計画だ。
背景と戦略
テレビ朝日はこれまでも新日本プロレスリングと番組・映像コンテンツや興行の分野で連携してきた。今回の子会社化により、グローバル展開も見据えたコンテンツやIP(知的財産)の開発でさらに協力を深める方針を示している。
新経営計画の一環
テレビ朝日HDは2026年度からの新経営計画において、コンテンツ制作力やIPビジネスの強化に主眼を置いた投資を進める方針を掲げている。今回の新日本プロレスリングの子会社化もその一環として位置づけられる。
新日本プロレスリングの歩み
新日本プロレスリングは1972年に設立され、初代社長はアントニオ猪木氏が務めた。現社長は、今年1月に現役を引退した元プロレスラーの棚橋弘至氏が就任している。同社は日本のプロレス界を牽引する存在として、国内外で多くのファンを持つ。
テレビ朝日グループの一員となることで、新日本プロレスリングのブランド価値向上や新たなビジネス機会の創出が期待される。特に海外市場への展開やデジタルコンテンツの強化など、IPを活用した成長戦略が注目される。



