大阪府警は27日、医薬品医療機器法違反などの疑いで、大阪府東大阪市島之内に住む無職の今川祐希容疑者(40)を逮捕した。今川容疑者は、若者たちが集まる大阪・道頓堀のグリ下エリアで「薬屋さん」として知られていたという。
逮捕の経緯と容疑
逮捕容疑は、今年1月下旬、大阪市内のホテルで、睡眠導入効果のある処方薬や市販薬を合わせて60錠、15歳と17歳の少女2人に無許可で譲り渡したというもの。今川容疑者は容疑を認めている。
押収された薬の量
府警によると、今川容疑者の自宅からは14種類、5000錠以上の薬が押収された。これらの薬は、睡眠導入剤を中心に、さまざまな種類が含まれていたとみられる。
少女との関係
少女2人のうち1人は、昨年8月にグリ下で今川容疑者と知り合ったという。3人はホテルに一緒に滞在し、薬の過剰摂取(オーバードーズ)を行ったとされる。府警は、今川容疑者が繰り返し薬を譲渡していた可能性があるとみて、詳しい経緯を調べている。
グリ下の実態
道頓堀のグリ下は、若者たちが集まるスポットとして知られ、近年では薬物の取引や過剰摂取が問題視されている。今回の逮捕は、こうした実態の一端を浮き彫りにした形だ。
府警は、今後もグリ下周辺の取り締まりを強化し、薬物の違法な取引や譲渡を防ぐ方針を示している。また、薬物乱用の防止に向けた啓発活動も進めていくという。



