ヤクルトが若手の躍動で首位を走る中、ベテラン2人の戦いは続いている。球界最年長選手の石川雅規(46)は、15日に神奈川県平塚市で行われたDeNA戦に先発したが、四回に7失点を喫し、1死も取れずに降板した。プロ25年目の左腕は、プロ野球記録となる通算200勝まであと11勝と迫るが、今季はまだ一軍登板がない。
ベテラン石川の苦闘
石川は「今は我慢の時期」と語る。開幕前のキャンプで右太ももを痛め、調整が遅れた。二軍では制球に苦しみ、7試合で防御率6.75と結果を残せていない。それでも、若手投手陣に助言を送り、チーム内での存在感は変わらない。
中村悠平の役割変化
もう一人のベテラン、中村悠平捕手(34)も、今季は開幕から二軍スタート。正捕手の座を若手に譲ったが、自身の経験を生かし、若手投手の育成に力を注ぐ。「自分がやるべきことは、チームが勝つこと。そのために今は我慢が必要」と語る。
ヤクルトは今季、先発陣が安定し、打線も若手が牽引。下馬評を覆す快進撃で、5月19日時点で首位を走る。しかし、シーズンは長い。ベテラン2人の復活が、チームのさらなる飛躍につながると期待されている。



